レットイットライド(ポーカー)のルールと賭け方・勝ち方・攻略法
レットイットライド(ポーカー)とは、プレイヤー(自分)の手札3枚と、テーブル上に開いて置かれる、全員が共通して使うコミュニティカードが2枚、合計5枚の中に10のワンペア以上の役が出来れば勝ちとなる、カードゲームです。
ディーラーや他のプレイヤーと勝負するわけではなく、役が作れるかどうかで勝負が決まります。
テーブル上に、全員が共通で使うコミュニティーカードがあるものを、フロップポーカーと呼び、レットイットライドはその1種。カードの交換は出来ません。
「Let It Ride」の他、「RIDEM POKER」等と表記されてる場合もあります。
※使用するのは、ジョーカーを除く52枚。(Aが1番強く、2が1番弱い)
レットイットライド・ゲームの流れと、チップの賭け方
開いてるテーブルがあれば、いつでも自由に座って勝負開始可能で、止めたければ自由に去って構いません。
1、2、3($マークやANTE)と書かれたボックス(枠線)に、賭けたい額のチップを置きます。この時、全てを同額にする必要があります。※2ドル賭けなら、2×3で6ドル必要
以後、追加ベットは出来ません。
全員が賭け終わると、3枚ずつ伏せて配られ、コミュニティーカード2枚も伏せた状態で配られます。
▼レットイットライド・ルール、第1回目のベットタイム
1番に置いたチップに対して、勝負か降りるかを判断します。
自分のカードを確認し、勝負を続行する場合は、レットイットライド(そのままいく)。
降りる場合は、プルダウン(Pull Down)とディーラーに伝えます。すると、1番のチップは返却されます。※自分でチップに触れるのは、絶対NGです。
全員の選択が終わったら、コミュニティーカードの1枚がオープンされます。
▼レットイットライド・ルール、第2回目のベットタイム
開かれた1枚を見て、勝負するか降りるか(2番のチップが返却)を決めます。
これ以後、降りる事は出来ません。
勝負する場合は、3($マークやANTE)のところのチップの下に、自分の手札3枚を伏せたまま重ねて、滑り込ませます。
全員の選択が終わったら、コミュニティーカードの2枚目がオープンされます。
レットイットライドのルール・勝敗決定方法
10のペア以上の手役が出来ていれば、残しておいたチップに対し、ランクに応じた配当が支払われます。
3つ全部残していれば、それぞれに同じ配当がつき、10のペア以上が出来なければ、全て没収されます。
レットイットライドのルール・サイドベット
トーナメント、ボーナスベット等、カジノによって呼び方は色々ありますが、指定されてる役(ほぼツーペア以上)が完成した時に、配当が支払われるもの。
最初の3つベットする時に、一緒に賭ける事が出来ます。
レットイットライドのルール・役と配当
※()内の数字は配当の倍率。配当はあくまで参考、カジノにより違います。
▼ワンペア(2)
10、J、Q、K、Aの同じ数字2枚。
▼ツーペア(3)
ワンペアが2つ。
▼スリー・オブ・ア・カインド(4)
同じ数字3枚。※日本固有の略称はスリーカード、海外では通じないので要注意。
▼ストレート(6)
連続した5つの数字が並ぶ、組み合わせ。スペード等のマーク(スーツ)は、問いません。
ただし、K、A、2では繋がりません。
「10、J、Q、K、A」「A、2、3、4、5」はOKですが、「Q、K、A、2、3」や「J、Q、K、A、2」等はNG。
▼フラッシュ(9)
同じマークを5枚、数字は問いません。
▼フルハウス(12)
ワンペアと、スリーカードの組み合わせ。
▼フォー・オブ・ア・カインド(51)
同じ数字4枚。
▼ストレートフラッシュ(201)
同じマークのストレート。
▼ロイヤル(ストレート)フラッシュ(1001)
同じマークで「10、J、Q、K、A」の組み合わせ。
レットイットライドの勝ち方・攻略法
押さえておくべき定石があります。
1、10以上のペアが出来ている場合は、勝ちが確定しているので、必ず勝負します。
2、10以上のカードが複数あれば、ペアを狙えるので、可能性が高くなります。
3、5・6・7等の場合は、どちらがくっついても、ストレートの可能性が高くなります。